年末年始の休み中に、ぎっくり腰!?そんな時は・・・

更新日:2015.12.30 カテゴリー:ぎっくり腰

2015年もあとわずか。年末の大掃除をがんばっておられる方も多いと思います。
今年は雪がないので、雪かきという大仕事がない分、予定も立てやすいですね。

さて、時期を問わずいきなり起こる「ぎっくり腰」、経験ある方ありますか?

私自身はなったことはないですが、お客さまの中にはぎっくり腰で来られる方は毎年数名いらっしゃいます。
本当は、ギクッとなったらなるべく早く来院していただいたほうがいいのですが、中には動けないくらいの激しい痛みに襲われる方や、すぐには来れない方もあります。そんなときはどうしたらいいのでしょうか。

最初の対処をどうするかによって、実は治りの早さが変わってきます。言い換えると、最初の処置を間違えるとなかなかすっきり治らないということです。でも、なかにはその間違った対処をしてしまう人がいらっしゃうんですね。

その説明をする前に、まず、ぎっくり腰はなぜ起こるのでしょうか。
よく言われていることは、重いものを持ったとき、急に体をひねったときなどになりやすいと言われています。
腰椎の構造と動きの特性を知っていれば、どういうメカニズムで起こるかは説明できます。
ここでは割愛しますが、ぎっくり腰で来院されたお客さまには、どんな状態の時に起きやすいかと、またならないためにどうすれば防げるかを脊柱模型などを使って説明させてもらっています。

ぎっくり腰というのは、病名ではなく症状のことを指すのですが、その名の通り急激な強い痛みが起こります。
でも、何も原因がないのに急に起こるものではありません。
たいていの場合、普段から腰やその周辺に問題がある場合がほとんどです。ひとことでいうと筋肉疲労があるときに起きやすいです。

日常生活を振り返ってみてください。
毎日同じ姿勢で、体がかたまって循環が悪くなっていませんか?
同じ動作の繰り返しの生活で、同じ筋肉に負担をかけていませんか?
悪い姿勢で仕事をしたりテレビをみたりしていませんか?

適度な運動をして全身を動かしていればよいのですが、筋肉の使い方に偏りがあると、硬くなる筋肉や逆に弱くなる筋肉ができます。
そうすると筋肉がアンバランスな状態になり姿勢が歪んできます。
姿勢が歪んだ状態が長く続くと、筋肉だけでなく骨や関節までもが影響を受けます。
そんなときにぎっくり腰が起きやすいのです。起こるのは重いものを持ったときだけではありません。お客さまの体験談ですが、野外で焼き肉をしていて遠くのお肉に手を伸ばしたときにギクッとなってしまったそうです。
なかには腰だけでなく、ぎっくり背中になっちゃいましたと来院される方もあります。

では、なってしまったときはどうすればよいでしょう。
捻挫と一緒です。まずは湿布をして冷やします。冷やして筋肉の炎症をしずめます。
温めないでください。温めると、一時的には気持ちよく、痛みが和らぐような気はします。
でも、炎症を長引かせ治りを遅らせることになりかねません。

何人かにひとりは、痛み=温めるとよい と思って、腰にカイロを貼って来られる方がおられます。
筋肉が凝って慢性的に痛い場合などは、温めると血行がよくなるので痛みが緩和されるというのはありますが、急性の痛みの場合は温めるとよくないこともあると覚えておいてくださいね。
湿布があれば貼って、できればなるべく早く来院してください。
体の歪みを改善させた方が、はやく回復できるからです。
歪んだままでは、筋肉の負担がかかったままですので、回復はおそくなってしまいます。
すぐに来れない場合も、まずはお電話ください。
休日の場合でも、お電話いただければ、状態をお聞きして対処の方法をアドバイスしますね。

でも一番いいのは、ぎっくり腰にならないように普段から体のメンテナンスをしておくことですね。

では、元気に新しい年を迎えられますように。
また来る年もどうぞよろしくお願いいたします。

copyright © 2015-2019 KCSセンター八鹿