ママのための姿勢教室を開催しました

更新日:2016.01.20 カテゴリー:ブログ

こんなに暖かい1月は、今まで記憶にないくらいの天候でしたが、夕べからの雪でようやく但馬の冬がきたという感じです。

ちょうど雪がやってくる前の18日、KCSセンター八鹿で、『がんばるママのための姿勢教室』を開催しました。

 

今までも、一般向けの姿勢教室をしたり、団体やグループに依頼されて講座をしたりすることはありましたが、育児真っ只中のママさんばかりの教室は、今回が初めてだったかと思います。

参加者全員がお子様連れでの参加なので、お互い気兼ねすることなく和気あいあいとした雰囲気で、私も楽しくできました。

 
私もそうでしたが、子どもが小さいときって、出掛けた先でもぐずったりしないかと周りに気を遣ってしまい、自分がゆっくり楽しめなかったりしますもんね。そんな心配もなく参加してもらえる機会は、これからも作っていきたいなあと思いました。

 

ママ講座(座位)

参加のママに聞いてみると、全員の方が肩こりか腰痛、または両方ともあるということです。

そうだよね。妊娠・出産・授乳・オシメ換え・抱っこ・・・そして炊事・掃除・・・旦那の世話(笑)・・・その他もろもろ・・・

 

ママは毎日がんばってます。

 

体の仕組みの話や、姿勢の基本の話もしたいところですが、今回は、すぐに役立つ実践的なことをしました。

 

まずは、座り方の実践。

 

皆さんにいつもどんな風に座っているか、やってもらいチェックしたところ・・・ほぼ全員が猫背でヒップダウンの座り方。

肩も凝るし、腰も痛くなるはずです。

座り方のコツをお伝えしました。少し座り方を変えるだけで、見た目もキレイ。

 

なかには、姿勢よく座ると腰が痛いというママも。それは体の歪みのある可能性が・・・。

ご自分でも何とかしなければと思っておられるようです。

 

つぎに、抱っこ紐の着け方。

 

皆さんの着け方を見てると・・・腰に余分な負担が掛かる・・・。歩きにくそう・・・。

 

子どもの体重はどんどん重たくなります。

重い荷物を持つときでも、自分の体になるべく密着させて持ったほうが軽く感じますよね。子どもも同じ。

 

それに、ママがしんどい=子どももしんどいのです。

ママ講座2016.01.18抱っこバンド

 

まず、腰ベルトはウエストの位置でしっかり留めます。

ほとんどの方が、今までは骨盤(腸骨)にひっかけるように低い位置で留めてました。

ベルトを上に持っていくと、赤ちゃんの顔とママの顔が近づいて、なんと赤ちゃんがニコニコ笑い始めました。うれしそう~! 
赤ちゃんにも違いがわかるようです。

 

そして、肩ベルトもしっかりめに締めます。これも緩いと肩に余分な負担がかかります。

肩の端に近い方ではなくて、肩甲骨の内側寄りに持ってきて、肩ベルトを繋ぐ真ん中の紐も締めて、ママの肩(胸)が開くように。

 

この着け方で子どもを抱っこしてみたママの声・・・

 

「あ。軽~い!」 「腰が楽~!」 「歩きやすい~!」・・・

 

そして、全員が立っている姿をみると、みんな颯爽として姿勢がキレイ!!

ママの顔が生き生きしてる!!

 

翌日、こんな嬉しい声が届きました。

『姿勢よく抱っこ紐を装着して、颯爽と歩くママたちが地域に溢れたら、子育てに憧れる若い女性が増えますね。』

 

そうなったら本当に本当にうれしいです!!

 

参加してくださったママたち、ありがとうございました。

 

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