妊娠中の姿勢調整をおすすめする理由が増えました。この人も助かるよね。
更新日:2018.03.29 カテゴリー:お客さまとの会話から
今年は桜が咲くのが早いですね。
昨日、八鹿町八木の西方寺のしだれ桜を通りがかりにみましたが、かなり開いていました。
このしだれ桜は、国道9号線のすぐ脇にあり大きいので目立つし、夜はライトアップもされて綺麗で見応えがあります。
「姿勢が変わると人生が変わる」その楽しみを共有したい、KCSセンター八鹿の院長 植木真理子です。
当店のお客様、医療関係者が結構多いです。なかでも看護師さんは多いですね。
体力的にもハードなお仕事ですから身体のケアは欠かせません。
仕事終わりに来られたり、シフトがわかれば休みの日に予約を入れて体のメンテナンスに来られます。
ある助産師のお客様と話していて思ったことがありました。
助産師さんというと、私も三人の子どもを出産していますので大変お世話になりました。
分娩って勿論かなりの体力を使います。
産んだあとは、もうヘロヘロです(笑)
お産は、産むまでにかかる時間の長さも違えば、進み具合や状況も毎回違います。
私は比較的安産だった方だと思います。
それでも、1人目の出産のときは、結構何度もいきんだような覚えが・・・。
2人目のときは、子どもが小さかったこともあり、スルンと出てきた感じです(笑)
3人目は、経験からか割と落ち着いていて(でも痛いのは変わりませんが… ^^;)、産んだあとに助産師さんに「おかげで良いお産ができました」とお礼を言ったのを覚えています。 気持ちに余裕があったんでしょうね。
すみません。話がそれました。
今日、来られていた助産師さんは、先日立て続けに3件のお産の介助をされたそうで、腰が痛いと言われていました。
前のめりの体勢で介助するんでしょうから、腰や背中、首への負担はかなりなものだと思います。
実際、その助産師さんのお体を診ると腰の回旋(ねじれ)がきつかったです。
これは腰痛が出ますよね。
安産の方ばかりだとしても、立て続けに3件の助産はきついです。 それがお産に時間のかかる人があったときには、助産師さん・・・大変ですね。
当店は妊婦のお客様も通っていただいているので、妊娠中の腰痛や恥骨痛の予防や緩和と、安産に向けての姿勢ケアの施術をしています。
でも、それは回りまわって助産師さんの負担軽減にもなるんだなあと気づきました。
スムーズなお産ができれば助産師さんも助かりますもんね。
安産は、生まれてくる赤ちゃんにとっても影響のあること。 お母さんが苦しいと赤ちゃんに酸素がまわりにくく、赤ちゃんも苦しいことになりますから。
それは妊娠中も同じで、お母さんが楽だと赤ちゃんも心地よいのです。 酸素も栄養も行きわたりやすいですね。
お母さんに姿勢ケアをおすすめするのは、快適な妊娠期間を過ごしていただくことが赤ちゃんのためにもなりますし、安産につながるからです。
体の歪みがあると、産道の開きが悪くなり赤ちゃんが生まれ出るのに苦労することになります。
そうなると、場合によっては産科医がお母さんのお腹を強く圧したり、吸引分娩をしたり、もしかすると帝王切開になる可能性も出てくるわけです。 赤ちゃんはたまったものではありませんね。
実際、妊娠中に姿勢ケアに通ってくださっていたお客様、超安産だったと言われてます。
これからは、お母さんのため、赤ちゃんのためは勿論ですが、助産師さんのためにも姿勢ケアをお勧めしていこうと思います(^^)v
ちなみに、助産師さんに「お産ってやっぱり月の満ち欠け関係してますか?」と聞くと、「ありますよ~」とのことでした。
満潮のときとか、お天気が崩れていくときとか、なぜかお産が重なる日があるそうです。
いずれにせよ、無事に生まれることが一番。
そして、生まれたひとつしかない命。大切に。