肩が痛い、腕があがらない。あなたならどうしますか。
更新日:2019.01.19 カテゴリー:ブログ
かなり久しぶりのブログになってしまいました。
2019年もよろしくお願いいたします。
お客様には体の状態を説明するときにお話するのですが、痛い箇所が悪い箇所とは限りません。
先日来られた女性のお客様は、服を脱ぐときに右肩が痛いとのこと。
動きの検査をしてみました。
腕を横からあげると水平までしかあがりません。体の前からあげるのも耳のところまでいかない。
肩の可動域がせまくなっています。
この状態で毎日服を脱いだり着たりするから肩の周辺に痛みが出ているんです。
それなら肩関節の動きをつけるリハビリをしたらいいのかというと、痛いのを我慢して動かすのはお勧めしません。
なぜなら余計に筋肉を傷めてしまうから。やもすれば関節まで傷めてしまいます。そうすると回復するまで日にちがかかります。
このお客様は、姿勢が悪く背骨のねじれがありました。あと足首にも問題があったのでそういったところを姿勢調整の施術で整えると無事に肩があがるようになりました。
肩は全然触ってないんですけどね。
もし体全体を診ずに肩だけ治療しても、いずれまた近いうちに動きが悪くなり痛みが再発すると思います。それに良くなるのに余計な時間がかかります。
痛い箇所だけを診るのではなく、根本的な原因はどこにあるのかを見極めることが大事ですね。
今日もよい一日を。