カイロプラクティック安全施術講習会に行ってきました
更新日:2019.03.07 カテゴリー:ブログ
先日、霧がとても深い日がありましたね。
竹田城も雲海に浮かび、まさにすばらしい天空の城になったようです。
「姿勢が変わると人生が変わる」その楽しみを共有したい、KCSセンター八鹿の植木真理子です。
先日3月4日は、院を休みにして神戸まで。
「カイロプラクティック安全施術講習会」に行ってきました。
以前のブログにも書きましたが、手技療法の業界へ安全対策が求められています。
(以下の文章は、当講習会の案内チラシより抜粋)
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行政機関の手技療法に関する相談件数が増加しています。その中から、直接的な危害に関わる内容を抽出したところ、正しい知識の習得によって防げると予想される事故が大半でした。『カイロプラクティック安全施術講習会』では、安全施術のための知識と、危険な技術チェックの機会を提供します。
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今回参加したのは、この趣旨の講習会です。
一昨年に開催された時も参加しました。
前回に続き今回も書記を仰せつかり裏方のお手伝いもしてきました。
施術者として、危険な施術をしないのは当たり前のことです。
でも残念なことですが、施術による事故はなくなってはいませんし、ネット上でも、明らかに危ない動画や写真が施術院の宣伝として流れているのも事実です。
(堂々と出しているということは、ご本人は危ないとわかっていない。それがこわい!)
手技療法に携わるものとして、批判だけしてしていてもよくないので、業界のなかでこうして安全対策を講じている団体に協力することが、まず私ができることと思っています。
車を例にとると、近年あおり運転等の危険行為について声をあげる人が増え、あおり運転は絶対にしてはいけないという認識を持つ人が増えています。危ないと思っていても、これが誰も言わないとエスカレートして事故が増えることが予想されます。
KCS センターでは、施術者は年に規定数以上のセミナーに参加して、技術のブラッシュアップとチェックを受けることが決められています。生体力学、筋骨格系の知識の復習もあります。
お客様のためですが、自分自身のためでもあります。
有効に使えば、多くの困っている方を救うことができる技術も、危ない(あやしい)ことをする人がいると、正しいことが伝わらないばかりか、自分たちの業界全体の未来はありません。
カイロプラクティック、整体の看板を揚げている方、その他の手技療法の方、自分の技量に自信のある方、長く臨床に携わっている方ほど参加してほしいです。業界の今後にかかわる情報を得る機会でもあります。
” 井の中の蛙大海を知らず ” にならないよう、自分自身への戒めも込めて書きました。